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sales&production control

営業&生産管理チーム

クライアントの要望を可能な限り形にするために、重要な橋渡し役を担うチームです。
企画チームや製造現場とのコミュニケーションを取りながら、納期や品質の管理など、全体の指揮を執ります。

職人とお客様をつなぐ架け橋

interviewer:藤江

槙田商店の営業職として、生地の打ち合わせ、糸の手配、職人さんとの連携、そして出荷までを担う藤江さん。織物から後加工まで、あらゆる工程を理解したうえで“番頭(ばんとう)”として産地を支える彼の仕事は、まさに織物と人をつなぐハブのような存在。現場に通い、糸に触れ、時には織物デザインにも挑む日々。その歩みと、ものづくりへのまっすぐな想いを伺いました。

Q.普段の業務を教えてください。

産地の中では一部の人から「番頭(ばんとう)」と言われる、生産管理を行っています。傘生地を製造するために、織物職人さんや準備工程の職人さんに仕様を伝えるほか、糸の発注、展示会の搬入出、簡単な織物デザインも行っています。ご依頼を受けた織物は、それぞれのスタッフがお客様とやりとりをしますが、織機の台数は決まっているので、織機に載せるタテ糸の発注は私が一元管理をしています。最近では槙田商店オリジナルの生地を織ることも増えていますので、発注量や発注内容の把握、スタッフ同士の連携が大切ですね。

Q.職人さんとはどのようなやりとりをされているのですか?

基本的には必ず直接会いに行って、どんな織物を織りたいかを相談しています。機屋さんにしても、染色屋さんや整経屋さんにしてもそうです。経糸の複雑な縞割りなど間違えないように、必ず整経屋さんを訪問して確認をしながら準備をしていただいています。会いに行くと「機械の調子が悪くて困っている」とか「男巻き(おまき/整経でタテ糸を巻き終えた糸)が重いから運んでほしい」など、色々な相談を受けることがあるので、その都度対応しています。男巻きって重い時には80kg近くあるから、気合を入れて持ちます。

Q. お話を伺っていると、藤江さんはコミュニケーション能力が高そうですね!

実は幼少期に、幼稚園へ行く前に一人で家を出て、ご近所さんをぐるっと一周してお菓子を山程持って帰ってくる子供だったそうで(笑)幼稚園に行くようになってその日課がなくなると、ご近所さんから「最近来ないんだけど体調でも悪いの…?」って心配されていたと、母から聞いたことがあります。自分では覚えていないのですが、その頃から人懐っこい性格だったみたいです(笑)

Q.機屋さんとお茶を飲みながらみかんを差し出されている姿が印象的でした(笑)
 藤江さんにとってのやりがいを教えていただけますか?

正直、最初は本当にわからないことばかりで、大変でした。でも、入社当初に服地を担当していたときに、展示会でお客様と話す中で「自分でもこんな生地を作ってみたい」という気持ちが芽生えてきて、織物を作るようになりました。服地は様々な繊維素材や組織を扱うので、織物に詳しくなりました。

Q. 藤江さんはテキスタイルデザインもされるのですか!?

デザインってほどではないのですが、簡単なドビー組織なら見ればわかります。糸や組織を考えて、織ってみたサンプルがPTJ(Premium Textile Japan)で入賞して、嬉しくなってさまざまなサンプルを織ってみました。モノフィラメントの糸が好きで、今までにない生地を作ってみようって色々作ってInstagramにアップしていたら、「海のよう」ってコメントをいただき嬉しかったですね。
組織はシケンジョの勉強会で学ばせてもらいました。でも、糸によって表情が変わるので、織って試してみることが重要ですね。組織は勉強しているだけでは想像ができないので、やはり作ってみるしかないですね。


Q. だからこそ、お客様との会話にも説得力があるのですね

私は服地からスタートして、傘生地、生産管理、後加工まで幅広く経験させてもらっています。そういう現場感覚があるからこそ、織りの組織や糸の特性、加工の影響など、技術的な相談にも対応できるのかなと思います。

ある時、お客様からのご要望で、通常よりも幅広に仕上げた生地があったのですが、「もしかして耐水圧に影響が出るかも?」と思って納品前に調べてみたんです。そしたら、やっぱり通常より耐水圧が低くなっていて。そのまま納品していたら水漏れしていたかもしれないということがありました。色々な生地を見たり触れてきているので、そういう違和感にも気づけたのだと思います。

Q. 槙田商店の良いところを教えてください

やっぱり、挑戦をさせてくれる自由度の高さです。営業職なので外に出ることが多いのですが、そうやっていろんな方とのやり取りが多いので、そこで生まれた発想や意見を実現する場があるのが楽しいです。

あと、最近井上さんと高尾さんと3人で、槙田商店の敷地内で「槙田ファーム」って畑を始めたんです。槙田ファームで取れた野菜はスタッフのみんなにプレゼントしているんですけど、玉ねぎと下仁田ねぎはすごく人気ですぐなくなっちゃいます。今年から、槙田ファームに予算が付いたんですよ!それで苗を買ったり、好きな野菜作りをさせてもらっているので楽しいですね。

Q. 休み時間は自然の中で土いじり&野菜のお土産付きですか!心身共に良さそうですね。

実は、この冬子供が産まれるんですけど、育休を取ってみたらどうかって薦めていただいています。男性社員では初の試みなんですけど、生まれたばかりの新生児を奥さんだけでみるのはとても大変だからと言ってもらって、そういう生活のことまで考えてくれるのがありがたいところですね。頼りになる後輩が入ってくれたので育休してみても大丈夫かもしれないかなって思えるようになってきました。

是非、次の男性社員さん達のためにも、事例を作ってください!

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